春の色は何色ですか?と日本で聞いたら
みんな「ピンク」と答えるでしょう。
日本ではピンク色の桜が春の象徴になっているためですね。
じゃあ海外の人に同じ質問をしたらどうなるの?と
最近疑問に思っていました。
そして昨日たまたま、ゲストハウスに泊まっている
オランダ人ゲストとの会話の中で
オランダ人にとって春の色はオレンジ色だということを
教えてもらいました。
今回は毎年4月27日にオランダで行われている
「King's Day」またの名を「オレンジデイ」を
ご紹介します。
Kind's Dayは、オランダ国王の誕生日です。
この時期は国中でパーティーやマーケットなどが開かれ
一年でおそらく一番賑やかになるそうです。
さて、オランダ国王の名前はご存知ですか?
長いですがあえてフルネームでご紹介しましょう。
Willem-Alexander Claus George Ferdinand van Oranje-Nassau
よく見てください。
後半部分にOranje(オラニエ)という文字があります。
これはオランダ語でオレンジという意味。
オランダの初代君主の名前がオラニエ公ウィレムという名前で
それが現在の国王にも引き継がれているそうです。
なるほど、それで町がオレンジカラーに埋め尽くされるのですね。
オランダの春はいろいろなところで
オレンジ色のグッズが売られていて
4月27日当日は他の色が浮いてしまうくらい
本当に全員がオレンジ色を身にまとうそうです。
私がアムステルダムへ行ったのは2,3月で
オレンジ色のイメージは全然なかったため
上の写真を見てびっくりしました。
チューリップ 風車 川 という今までのイメージに
新しく「オレンジ」が加わりました。
King's Dayに限らず
オランダのサッカーをはじめとするスポーツチームの
ユニフォームはオレンジ色だったりするため
彼らにとってオレンジは一番身近な色と言えます。
オランダのKing's Dayまで10日余り。
どんどんオレンジ色と活気で溢れていく町を想像すると
とってもワクワクしてきます。
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